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TidalCycles から MIDI 信号を送って Volca Beats を演奏する

用意するもの

  • TidalCycles
  • SuperCollider
  • SuperDirt
  • 上述を全てインストールしたマシン
  • オーディオIF(ここでは Steinberg UR44 を使ってます)
  • Volca beats
  • MIDI ケーブル1本
  • Macbook とオーディオIFを繋ぐケーブル1本
  • Volca と オーディオIF を繋ぐケーブル1本
  • 必要に応じてミニプラグの変換アダプタ
  • 外部出力機器(スピーカー)とオーディオIFを繋ぐケーブル

volca beats の MIDI チャンネルを設定する

これでハマってた

  1. MEMORY ボタンを押しながら電源をオン
  2. 1~16 が選べるので好きなやつに設定
  3. TidalCycles 側のデフォルトの MIDI チャンネルが 1 なので 1 にしとくのがおすすめ
  4. REC ボタンを押して保存、volca beats が再起動する

配線する

f:id:tttttahiti:20200215223831p:plain
配線図

SuperDirt に MIDI out を登録する

SuperCollider で以下のコードを一行ずつ評価(私の使ってるオーディオIFである Steinberg UR44 を使う設定になってます)

// start SuperDirt
SuperDirt.start();

// init MIDI
MIDIClient.init;

// declare ~midiOut for device's MIDI out
~midiOut = MIDIOut.newByName("Steinberg UR44", "Port1");

// export as midi
~dirt.soundLibrary.addMIDI(\midi, ~midiOut);

~midiOut.latency = 0.1;

詳しいチュートリアル

TidalCycles で信号を送信

MIDI の扱いについては以下のチュートリアルtidalcycles.org

この動画がわかりやすかった

www.youtube.com

volca beats はリズムマシンなので note ではなくて midinote で素の番号を使うのがポイント。例えばキックを三連符で鳴らすとしたら以下のようになる。

d1 $ midinote "[36 36 36]*2" # s "midi"

volca beats の MIDI インプリメンテーション

(KORG の公式)https://www.korg.com/jp/support/download/product/0/141/#manualにてダウンロードできる。 以下は midi ノート番号のアサイン表。

note sound
36 KICK
38 SNARE
43 LO TOM
50 HI TOM
42 CL HAT
46 OP HAT
39 CLAP
75 CLAVES
67 AGOGO
49 CRASH