TidalCycles から MIDI 信号を送って Volca Beats を演奏する
用意するもの
- TidalCycles
- SuperCollider
- SuperDirt
- 上述を全てインストールしたマシン
- オーディオIF(ここでは Steinberg UR44 を使ってます)
- Volca beats
- MIDI ケーブル1本
- Macbook とオーディオIFを繋ぐケーブル1本
- Volca と オーディオIF を繋ぐケーブル1本
- 必要に応じてミニプラグの変換アダプタ
- 外部出力機器(スピーカー)とオーディオIFを繋ぐケーブル
volca beats の MIDI チャンネルを設定する
これでハマってた
- MEMORY ボタンを押しながら電源をオン
- 1~16 が選べるので好きなやつに設定
- TidalCycles 側のデフォルトの MIDI チャンネルが 1 なので 1 にしとくのがおすすめ
- REC ボタンを押して保存、volca beats が再起動する
配線する

SuperDirt に MIDI out を登録する
SuperCollider で以下のコードを一行ずつ評価(私の使ってるオーディオIFである Steinberg UR44 を使う設定になってます)
// start SuperDirt SuperDirt.start(); // init MIDI MIDIClient.init; // declare ~midiOut for device's MIDI out ~midiOut = MIDIOut.newByName("Steinberg UR44", "Port1"); // export as midi ~dirt.soundLibrary.addMIDI(\midi, ~midiOut); ~midiOut.latency = 0.1;
TidalCycles で信号を送信
MIDI の扱いについては以下のチュートリアルや tidalcycles.org
この動画がわかりやすかった
volca beats はリズムマシンなので note
ではなくて midinote
で素の番号を使うのがポイント。例えばキックを三連符で鳴らすとしたら以下のようになる。
d1 $ midinote "[36 36 36]*2" # s "midi"
volca beats の MIDI インプリメンテーション
(KORG の公式)https://www.korg.com/jp/support/download/product/0/141/#manualにてダウンロードできる。 以下は midi ノート番号のアサイン表。
note | sound |
---|---|
36 | KICK |
38 | SNARE |
43 | LO TOM |
50 | HI TOM |
42 | CL HAT |
46 | OP HAT |
39 | CLAP |
75 | CLAVES |
67 | AGOGO |
49 | CRASH |