歯のホワイトニングについて
簡単に書こうとしたらなんか PR の description みたいになってしまった。しかもまあまあ長くなってしまった
歯列矯正をきっかけに自分の歯の色や形が余計に気になり始めた私。 特にワイヤー矯正だった分、調整から時間が経つとリガチャータイが黄ばんで歯の色も黄色く見えたり(色の同化現象ですね)、磨きにくさから来る汚れなのではないかと不安になったりしておりました。 装置が取れたら絶対にホワイトニングするぞという意気込みを抱え、装置が外れてから1ヶ月後の2019年12月、さっそくホワイトニングをやってみたのでした。それでは以下、ホワイトニングについての簡易説明とレポートをどうぞ。
歯のホワイトニング基礎知識
ホワイトニング?クリーニング?
ホワイトニングは歯の本来の色より白くする施術です。クリーニングは歯の表面についた汚れや色素を落とす施術で、2つは異なります。クリーニングをしてからホワイトニングをすることで、より白い歯を目指すことができます。
ホワイトニングの手法
歯を白くする方法は色々あるようですが、大体こんな感じ。なお、家でやるものはホームホワイトニング、歯科でやるものはオフィスホワイトニングなんて呼ばれているようです。
歯を削らない方法
元の歯を削らない分比較的低侵襲な方法と言えます。ホワイトニングの第一選択肢となる方法でしょう。私が今回行ったのはこの中でのブリーチングに分類される方法です。
ブリーチング | マニキュア | |
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概要 | 専用の薬剤を使って漂白する方法 | 爪に塗るマニキュアのように、専用のコーティング剤を塗布する方法 |
メリット | おそらく現在ホワイトニング治療の中で最も万能でポピュラーな選択肢 | ブリーチングでのホワイトニングが難しい歯でも施術可能なこと、好みの色を選べること、やってすぐに効果が出ることなど |
デメリット | 虫歯治療等で神経を抜いた歯には適さないこと、染みる可能性があることなど | きれいな色を保てる期間が短く、また使用材料によっては長期期間の使用が虫歯のリスクになること。 |
歯を削る方法
削った歯は元に戻らないため、かなり侵襲性が高い方法です。しかし、歯を削らない方法はどうしても後戻りしてしまうこと、歯の色以外の審美的治療も同時に可能などのメリットもあります。
セラミック | ラミネートベニア | |
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概要 | 歯を削ってセラミックの被せ歯を装着する方法 | 歯のごく表面を削って薄い板を貼り付ける方法 |
メリット | セラミックは変色しないため白い歯を維持することができること。また、審美的に歯の形や歯並びを改善させることも可能 | セラミック治療よりも削る量が少ないこと。欠けている部分を埋めるなど歯の形を整えることも可能 |
デメリット | 場合によっては神経治療が必要になったり、加齢などによって歯茎が痩せると虫歯や歯周病のリスクになりやすいことなど | 貼り付けるのは薄い板なので衝撃に弱く、強く噛み合わせる部分には向かないことなど |
やったこと
審美歯科医院にてブリーチングをやってきました。
クリニック
メニュー
- ティース クリーニング 6000円
- ブライトホワイト 60000円
選んだ理由
- ホワイトニング専門の歯科医院
- 施術数が多くスタッフがホワイトニングの経験豊富であること。
- 薬剤の入れ替わりサイクルが早く、新鮮で効果の高い薬剤を使用できること
- 個室環境
- 薬剤を塗って放置されてる間はまあまあ滑稽な感じなので、個室でリラックスできるのはありがたい
- ホテルみたいなラグジュアリーな内装もいいかんじでした
- なるべく一回で白くできるメニュー
- ブライトホワイトは1回で8~10段階明るくできるそうです
施術手順
- 個室に案内されて、歯の色をシェードガイドで測り、メニューの説明を受ける
- 歯列矯正の履歴がある人は、神経ごと動いている分染みやすいとの説明もありました
- 予算や計画からメニューを選ぶ(選んだのは↑の通り)
- クリーニング
- 歯石除去と薬剤を使った研磨
- 歯茎に当たらないようにものすっごい丁寧にクリーニングしてくれます
- ホワイトニング(ブライトホワイト)
- 口内全体を開くための装置着用
- 歯茎の保護
- 薬剤塗布
- ライト照射20分
- じんわり温かい感じ
- 初回は寝落ちする程度で、痛みはそんなにない
- 薬剤落として再塗布
- ライト照射20分
- 中盤くらいからたまにビリっと痛みが走るように
- 薬剤落として再塗布
- ライト照射20分
- 1~3分に1回くらいビリっと来るので頑張って耐える
- 薬剤を落として仕上げ磨き
- 鏡を見ながらシェードガイドで歯の色を再測定
- 終了
Before → After
※自分の口内の写真撮るのが何度やってもうまくいかず苦痛すぎる状態になったので写真はお見せできません。すみません……。シェードガイド の数値はこれとかを参考にしてね
Before | After | |
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犬歯 | A3.5 | A1とB1の間 |
全体 | D3 | A1とB1の間 |
ほぼ日本人の平均色程度から一回で8段階のホワイトニング!主観ですが、鏡を見てすぐに白くなったと気付く程度の効果でした
その後
食事制限
ホワイトニング直後は食事制限があります。 1時間以内は柑橘系など酸性のものや炭酸水を、その後24時間以内はコーヒーや紅茶など色の濃い食べ物を食べられません。制限されるのは1日だけなのでまあそんなに大変ではないですが、その後も白い歯を保ちたいなら色の濃い食べ物は避けるか、食べたら早めに口を濯ぐなりしたほうがよいですね。
痛みについて
ホワイトニングは急にジーンと響くような痛みが走ります。特に3回目のライト照射時が一番痛かったです。施術が終わっても1日くらいは同じように急に痛みます。徐々に頻度は収まっていきますが、歩いているときに急にジーンと来たりして、怯みました……。私は痛覚鈍めな方ですが、この急に来るタイプは苦手な部類でした。更なる白さを求めるメニュー(ブライトホワイト2)はもっと痛いらしいのですが、これ以上はちょっと厳しいなとも思いました。
メンテナンス
ブリーチングは後戻りします。大体半年程度で1~2段階は後戻りするとのことなので、半年に1回くらいメンテナンスに行くのがベストだそうです。初回のメンテナンスは半年の期限付きクーポンが貰えて、なんと1100円で受けられました。メンテナンスは薬剤塗布とライト照射が1サイクル且つライトの強さも少し控えめなので、痛みは前回ほどではありませんでした。これが半年に1回なら頑張れそうです。