さらに新しい日記

さらに新しく作られた日記

生きててもいいことがない2022

「生きてたらいいことあるよ」と言われる度に、その無責任さに腹が立ってしょうがない。政府が自助を第一選択として提示しやがるようなこのご時世で、「ただ」生きてても「いいこと」が起きるとは思えない。窮地に陥った人間に全てを放棄した楽観的な言葉でエールを贈った気になるな。

こんな状況だから他の人を頼りにするのは得策ではないと帰結し、「未来の自分に助けてもらう」ことをコンセプトに生存戦略を取ってきたが、どうやらこれが現状の最適解らしい。そもそも結果として自立することがこの社会に適応することであると思うと、それも織り込み済みでこの社会が形成されているように思えて発狂しそうにはなるが、それを置いても自分のケツは自分で拭く、拭けない範囲の粗相をやらかさない清貧性を持つことは他に不可逆的な影響を及ぼさないしリスクが少ない。「そんな私にも付き合ってn年になる理解のあるSomeoneが」現れても現れなくても関係なくて、自分自身が己の一番の理解者となり健全に自分を愛する術を学ぶことが至高の処世術である。10年前は自虐しかやることが無かった私がそんなことを言うようになったんだから人間には随分と変わる余地がある。今の私はこれで10年前の自分を救えただろうか?またはこの文章を公開することで「生きてても何もいいことがない」と今この瞬間にも思っている私のようなあなたを救うことが出来るだろうか?残念ながら私はこのやり方しか知らないから、これ以上に耳障りの良い言葉を提供することは出来ないし、あなたの人生に責任を持つことも出来ない。ただ生きててもいいことはないが、良くなるように生きるしかないとn=1の証明を続けるしかないのです。