さらに新しい日記

さらに新しく作られた日記

ビデオミーティングのありかたについて

2020年に続きこんな情勢なので、ビデオミーティングは日常的になったと思います。 それに伴って、ビデオミーティングでカメラをオンにして顔を出すことへの意見もちらほら散見されるようになりました。 ざっくり言うと、コミュニケーションを円滑にするためにカメラをオンにするべき派と、諸事情ありカメラをオンにすることへの抵抗がある派の主張があると思います。

自分はコミュニケーションデザイン認知心理学の研究室の出身であり、顔認知について個人的に調べていたこともあるので、カメラをオンにすることで与える効果についてある程度仕組み的に理解しています。しかし、私は個人的な事情でビデオミーティングで毎回必ずしもカメラをオンにはしていません。このような経緯からそれぞれの立場の意見が分かるので、では双方が納得するようなビデオミーティングの運用方法とはどのようなものかを考えていきたいと思います。

カメラオン、及び顔が与える情報の優位性について

カメラをオンにすることで相手の表情や仕草がわかり、音声だけでは伝わらなかった情報をやり取りできるため、コミュニケーションを取りやすく感じる。これは例え自分がカメラオフ派だとしてもリアルなコミュニケーションから経験していることだと思います。実際、視覚は五感の中でも最も優位な情報源です。特に顔には脳に特異的に反応する部位があったり、また新生児がかなり早い段階で母親の顔を認知していることから、視覚情報の中でも特別なソースであることを示唆しています。

顔の印象形成

顔情報の中でも人に印象を与える重要な要素として表情があります。人が認知する表情はおおまかに幸福、驚き、恐れ、悲しみ、不快、怒りの6種類です。これは印象に大きく左右しています。怒ってる人はこわ、近寄らんとこ、ってなりますもんね。
そして、脳が顔に反応してから印象を抱くまでにどれだけの時間がかかっているかというとなんと 0.1秒 です。ほぼ無意識です。人は顔を0.1秒見て表情を認知して印象を抱いています。そのあとであれこれ付加情報を足して考えることもあると思いますが、印象はその程度で形成されています。

印象とコミュニケーション

心理学分野では情動の過剰般化などと言われたりしているのですが、人は一度受けた印象を拡大適用する傾向にあります。例を挙げると、初対面で怒った表情に見えた相手に対して怖い人だと思ってしまう、ということです。上述の人が印象を抱くスピードと併せると、我々は以前会ったときに 0.1秒で 抱いた印象を過剰般化してコミュニケーションを取っている可能性すらあります。ちょっと言い過ぎかもしれませんが、人の認知なんてそんなもんです。視覚情報がそれだけ非常に効率の良い情報ソースであることの証左とも言えるでしょう。これを逆手に取れば、感じのいい笑顔をして相手の話にこまめに相槌を入れるような仕草をすることでいい印象を与えられる可能性が高いとも言えます。

カメラオフにする諸事情について

人によってそれぞれあると思いますが、カメラをオフにせざるを得ない諸事情の例として

  • 身支度が整っていない
  • 部屋が片付いていない
  • ネットワーク環境が良くなくて、カメラをオンにすると動作が遅くなる

といったことがよく挙げられると思います。前者2つはプライベート範囲の干渉についての問題で、最後の一つは環境起因の問題ですね。 後者の問題は回線工事を強要するわけにはいかないし、納得されやすいと思うのですが、ほとんどの場合問題は前者だと思います。 カメラをオンにしない派の私も前者です。

プライベート/パブリック

先に、どうしても情動的な表現になってしまうことをお詫びします。私は「起きて5分でビデオミーティングにカメラオンで出席することに全く抵抗がない」という感じ方は恵まれていると思ってしまいます。今まで認知の仕組み的な話をしてきたのに、推測の域に過ぎない話をするのも躊躇われるのですが、そのような感じ方はパブリックな場に出るときに身支度の程度で扱いが変わる経験をしたことがない方の意見だと思ってしまいます。

以前に黒人の方が処世術としてどこに行くにも身なりを整えるという話1を聞いたことがあります。自分がビデオミーティングでカメラをオンにするのに身支度をしなければならないと思うのはそれに近い感覚です。

残念ながら、今はどんな人種・ジェンダーに生まれて、プライベートのどんな部分を曝け出しても、全員が暖かく受け入れられる社会だとは思えません。加えて人間の脳が無意識のうちに印象形成する可能性がある以上、例え一瞬だとしても気を抜くことは躊躇われます。そういう意味での自衛策として、パブリックな存在としての自己形成にある程度のコストがかかる人が出てきてしまうのは、今の過渡期社会ではある程度仕方がないことだと思います。

自分も起きて5分で顔を出すことに抵抗が無くなればそれに越したことはないと思います。実際ビデオミーティングの相手も大して気にしていないかもしれません。だけど、過去に身支度の程度の違いで受けた扱いとそれによる心的ショックは、簡単に癒えるものではないと私は知っています。

私が思うに

カメラオンによって情報源が増えると受け手の印象が変わる可能性は高いです。しかし、印象の形成は一瞬なので受け手がコントロールできるものではなく、また必ずしも正確な情報を認知して処理できているかというと怪しい、というのが私の考えです。もちろん、自分が解釈している情報が過剰般化されたものでないかはどんな情報源においても考慮する必要はあると思います。

一方、カメラオフにする事情はプライベートに際どい場合があり、それは論理的根拠に欠けるけれど、倫理的に考慮されるべきだと私は思っています。

では、どう歩み寄るか?

カメラオン派へ、カメラオフの人の事情はプライベートのことが多いので、詳しく詮索したり、急なカメラオンを強要せず、デリケートに扱ってほしいです。カメラオンのほうがいい会議のときは出来るだけ前日までにお知らせしてください。

カメラオフ派へ、視覚情報という重要なコミュニケーションソースを減らす分、自分の意見を補足するテキスト資料などを用意するのがベストだけど、音声だけでもたくさん相槌を打つとか、いつもより大きめの抑揚を付けて喋るなど、情報量を増やす意識をしてほしいです。

会社へ、インターネット回線工事をさせてください。(※私は自営業なので頼む会社がありません)

みなさんへ、読んでくれてありがとうございます。

朝起きたら MacBook Pro が御臨終してて、急遽新調したけどトラブル続きだった話

この夏一番のホラーストーリーです。

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左から、アルミの板、貸与マシン、新調マシン、絵を描ける板、漫画を読める板、白鳥です

前提

  • 2018年に買った MacBook Pro 15inch モデルを使っていました
    • f:id:tttttahiti:20200830155307p:plain
    • これ以外に開発で使えるマシンは無し
    • これに LG UltraFine 5K Display を繋いでクラムシェルモードで作業してました
      • クラムシェルモードでシャットダウンせずにスリープさせるだけの運用は熱が篭もりやすくあまり健康的とは言えないと Genius Bar の人に教えてもらいました
  • 筆者はフリーランスの Web フロントエンドエンジニアで、3案件を現在進行系で並行進行中
    • 曜日固定の案件1(メイン)
    • MTGのみ曜日固定で作業日フリーの案件2
    • 納品タイプの案件3

兆候

基本的に普段の開発は問題なく行えていましたが、思い返せばいくつか以下のような問題点がありました。

  • Slack Call や Meet などのストリーミング系が重かった
    • call する前に docker を stop したり、カメラをオフにしたりしてやりくりしてた
    • 自分がドライバーとしてモブプロをしたとき、一挙手一投足ごとに虹色クルクルしてドライバーとしての役割を果たせてない感じになっていた
    • 外部ディスプレイやオーディオIFなどを接続しているから重いのだと思ってた
  • ファンは常にフル回転してた

時系列で起こったこと

2020/7/24(Fri)

  • 案件3の開発をする
  • 外部ディスプレイに接続したまま、シャットダウンせずスリープさせて作業終了

2020/7/25(Sat)

  • 外付けのトラックパッドをクリックするが、無反応
  • 本体を開いて電源ボタンを長押しするが、無反応
  • SMCリセットをしてから電源ボタンを押すが、無反応
  • 復元から起動を試そうとするが、無反応
  • 嫌な予感がするけど、 Genius Bar に持っていけばなんとかしてくれるっしょ!!という希望を胸に翌日19時の Genius Bar 予約

2020/7/26(Sun)

  • Genius Bar 担当さん、↑で試した手順を再度試すも無反応
  • 奥で開けてもらい、線の接続等を確認してもらうも無反応
  • というか何してもファンが回るなど起動の兆しととれる反応がないらしい
  • たぶんロジックボードが故障してて、工場に送ってもデータ戻ってこないかもしれないし、今コロナの影響で修理に5~7営業日はかかるとのこと
  • 実はこのマシンは去年もディスプレイ破損で修理に8万円かかっている
    • また同じ修理代かけて、しかもデータが戻ってこない可能性が高いならもうこの場で新調しようと決意
    • ちなみにバックアップはそのときにとった200日前のものしか取ってませんでした
      • ないよりはマシ
  • その場で Apple Store にある MacBook Pro 在庫を検索してもらう
    • 欲しくないところのオプション盛り盛りマシンしかない
      • ストレージ4TBとか、グラフィックス最上位モデルとかで、メモリは32GB、大体40万オーバー
    • そこ盛らなくていいからメモリ64GB のマシンをくれと思ったのでその場でオンライン注文
      • f:id:tttttahiti:20200830155328p:plain
      • 到着が最短で8/3😇
  • ちなみに起動しない MacBook Pro は下取りにも出せません
  • かつて MacBook Pro だったアルミ板を背負って帰宅
  • 取引先各社にマシンが壊れた旨を連絡
  • 星野リゾートの予約ページを見始める

2020/7/27(Mon)

  • 案件1の取引先はマシンの貸与システムがあるため、一時的に借りることに
    • 即日で発送していただけて、めっちゃくちゃ助かりました🙏
  • しかし、案件1のみのマシンなので、他案件は一時ストップに
    • 特に7月末にリリース予定だった案件3がこのタイミングでストップになってしまったのは本当に心が傷んだ

2020/7/28(Tue)

  • 案件1の取引先の貸与マシンが午前中に届く
    • すごい
  • 江島さんの Mac 移行術を参考に、セットアップ手順をメモる

2020/8/2(Sun)

  • 夜、新しい MacBook Pro が届く
  • 日曜の夜だしセットアップは明日でいいや、と開封して匂いを嗅いで終了

2020/8/3(Mon)

  • 新しいマシンを200日前のバックアップから復元を試みる
    • 4時間くらい溶ける
    • バックアップ空白の200日の間でローカルに保存してた物理本をスキャンした pdf データが全部無くなってしまった
      • 一番つらい
    • オーディオデータも無くなったけど、ほとんどは Bandcamp で購入してたので再ダウンロードできるしまあ……
    • 学生時代に使ってた MacBook からサルベージしたデータも無くなったので、学生時代の行いを振り返ることができなくなった
  • ライセンス周りの挙動が怪しいので繋ぎ直しを試みたり
  • オーディオIFが認識されない
  • やっぱりファンはめっちゃ回ってるけど、こんなもんなの……?

2020/8/5(Wed)

  • 諸々の挙動が微妙なので、クリーンインストールしてやり直すことに
  • ディスクを消去し、OSを再インストールしようとするが何度やっても失敗する
    • f:id:tttttahiti:20200805155038j:plain
  • Apple のチャットサポートを受けながら手順通りにやるも、失敗する
  • 強いサポートの人に代わって電話でサポートを受けることに
  • ディスクの様子を伝えるともしかしたら SSD に問題があるかもという話に
  • 兎にも角にも OS がインストールできず正常に起動できないので、修理センター送りに

2020/8/7(Fri)

  • 送ったマシンが修理センターに届いた旨の連絡を受ける

2020/8/13(Thu)

  • 修理が完了して配送された旨の連絡を受ける

2020/8/14(Fri)

  • 修理が完了したマシンと修理レポートを受け取る
  • 修理レポートには異常なしで OS インストールだけしておいたよとの記載
    • f:id:tttttahiti:20200830155704j:plain
    • ????!?!?!?!?!!!?!?!
    • 私が OS インストールに失敗し続けた時間は何だったのか……?
    • この夏一番のホラーストーリーです

2020/8/17(Mon)

  • セットアップ済のマシンですべての動作が問題ないことを確認し、案件2、3の取引先に連絡

現在

特に不調も出ず開発できている状態です。体とマシンがほぼ全ての資本といっても過言ではない仕事なばかりに、全てを投げ出して星野リゾートに逃げ込もうかと考えていた時期もありましたが、ここまでの1ヶ月間めげずになんとか持ち直すことができました。周囲にはめちゃくちゃ愚痴りまくってましたが……

学び

  • マシンは急に壊れる
    • ピンピンコロリみたいな死に方する。老人の理想の死に方みたいだけど購入2年のマシンでそれはない。まだ減価償却期間が2年残ってるんだが?!
  • バックアップ取るのは本当に大事だけど、外付けディスクは繋ぐのが面倒でバックアップしなくなる
  • ローカルにだけ大事なデータを保存しておくのは危険
  • コロナの影響で去年より修理に時間かかるようになってるので、今修理に出すと結構時間取られる
    • 自分みたいな比較的影響を受けにくい仕事をしている人間もこういうところでダメージ受けたりするので、コロナ侮るべからず
  • こういう感じでマシンを新調しても何も嬉しい気持ちがない
    • 新型の 16inch どう?みたいな話振られても「あー」とかしか言えない気がする
      • そもそも普段からディスプレイ、キーボード、スピーカー、マイク全部外付けなのでハードが新しくなっても使い心地変わらん
    • 64GB メモリは心に余裕が出来ていい
    • Catalina はあんま良くない
  • iPad に Node.js はインストールできない
  • 物理本は尊い

Q and A

  • マシンない間何してたの?
    • 貸与マシンで案件1をやってました
  • マシンないと暇?
    • ↑の通り案件1やってたし土日は美容クリニックに通って散歩したり板で絵を描いたりまんだらけで古本漁ったりするから暇じゃないです
    • こういう質問を投げかけてきて、マシンないって言ってるのに画像データを psd にデータ変換してとか依頼してきたり、この状況で落ち込んでるのに「楽しくなさそう」とかいちいち言ってきた妹にはかなりイラッとした

再発防止策

  • Dropbox Plus に加入し、全データを Dropbox に置くようにした
  • 外付け繋ぐのが面倒になるので、繋がなくてもいいように NAS とかで Time Machine 作る
    • NAS 選ぶのが億劫でまだやれてません……まあ、 Dropbox に全データ置いてるので急ぎでやらなきゃいけないことはないと思う……(やらないフラグ)
  • ライセンス購入してる製品の洗い出しを行った
  • セットアップ手順メモを作った
    • このメモもすぐ見れるように Dropbox Paper に書きました
    • 取引先の開発環境の内容等に一部触れる可能性があったので、目次だけ紹介
    • f:id:tttttahiti:20200830155929p:plain
  • 一日の終わりにはマシンをシャットダウンし、給電ケーブルも抜くようにしました
  • クラムシェルモードでも排熱を確保できるスタンド等を使う
  • 外付けのファンなどで排熱効率を上げる
    • 見た目があれなのでなんかいいのないか探し中……
  • そもそも開発マシンをもう1台持つ

この経験を経て得た副次的なメリット

  • 貸与マシン、新調マシン1回目、新調マシン2回目と短期間でセットアップを3回やったので手順メモがかなり洗練された
  • この機会に VSCode に移行という腰の重い作業をやっとやったので、想像以上に TypeScript が書きやすくなった
    • マシンを新調したからというより Sublime Text 3 が TypeScript と相性悪すぎただけなんだけど
    • Setting Sync とか今回の件踏まえても便利だし乗り換えてよかったですね
  • 自分8/5に30歳の誕生日を迎えたんですが、ちょうど新調マシンを修理センター送りにした日だったので、これ以上にない不幸エピソードをネタとして持つことができた(というかこれをメリットにするのヤケクソすぎる)
    • 実際はもうこんなことってないよーーーー!!!!と愚痴り散らかしたり、餃子をヤケ食いしたりしてました
      • ストレスで1ヶ月で2kg太ったし乾燥肌がひどくなった(全くメリットでない)

謝辞

マシンを貸与してくれたり、私の都合のためだけにリリースや作業の予定をずらしてくださった取引先各社には頭が上がりません。もう二度とマシン都合で仕事が滞ることがないようにあらゆる防止策を検討・実行していきます。

労いはこちらへ

https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/124BULU1NDUDXwww.amazon.jp


※この記事は取引先の esa で共有した内容の改変版です

歯のホワイトニングについて

簡単に書こうとしたらなんか PR の description みたいになってしまった。しかもまあまあ長くなってしまった


歯列矯正をきっかけに自分の歯の色や形が余計に気になり始めた私。 特にワイヤー矯正だった分、調整から時間が経つとリガチャータイが黄ばんで歯の色も黄色く見えたり(色の同化現象ですね)、磨きにくさから来る汚れなのではないかと不安になったりしておりました。 装置が取れたら絶対にホワイトニングするぞという意気込みを抱え、装置が外れてから1ヶ月後の2019年12月、さっそくホワイトニングをやってみたのでした。それでは以下、ホワイトニングについての簡易説明とレポートをどうぞ。

歯のホワイトニング基礎知識

ホワイトニング?クリーニング?

ホワイトニングは歯の本来の色より白くする施術です。クリーニングは歯の表面についた汚れや色素を落とす施術で、2つは異なります。クリーニングをしてからホワイトニングをすることで、より白い歯を目指すことができます。

ホワイトニングの手法

歯を白くする方法は色々あるようですが、大体こんな感じ。なお、家でやるものはホームホワイトニング、歯科でやるものはオフィスホワイトニングなんて呼ばれているようです。

歯を削らない方法

元の歯を削らない分比較的低侵襲な方法と言えます。ホワイトニングの第一選択肢となる方法でしょう。私が今回行ったのはこの中でのブリーチングに分類される方法です。

ブリーチング マニキュア
概要 専用の薬剤を使って漂白する方法 爪に塗るマニキュアのように、専用のコーティング剤を塗布する方法
メリット おそらく現在ホワイトニング治療の中で最も万能でポピュラーな選択肢 ブリーチングでのホワイトニングが難しい歯でも施術可能なこと、好みの色を選べること、やってすぐに効果が出ることなど
デメリット 虫歯治療等で神経を抜いた歯には適さないこと、染みる可能性があることなど きれいな色を保てる期間が短く、また使用材料によっては長期期間の使用が虫歯のリスクになること。

歯を削る方法

削った歯は元に戻らないため、かなり侵襲性が高い方法です。しかし、歯を削らない方法はどうしても後戻りしてしまうこと、歯の色以外の審美的治療も同時に可能などのメリットもあります。

セラミック ラミネートベニア
概要 歯を削ってセラミックの被せ歯を装着する方法 歯のごく表面を削って薄い板を貼り付ける方法
メリット セラミックは変色しないため白い歯を維持することができること。また、審美的に歯の形や歯並びを改善させることも可能 セラミック治療よりも削る量が少ないこと。欠けている部分を埋めるなど歯の形を整えることも可能
デメリット 場合によっては神経治療が必要になったり、加齢などによって歯茎が痩せると虫歯や歯周病のリスクになりやすいことなど 貼り付けるのは薄い板なので衝撃に弱く、強く噛み合わせる部分には向かないことなど

やったこと

審美歯科医院にてブリーチングをやってきました。

クリニック

ティースアート 伊勢丹新宿点

メニュー

  • ティース クリーニング 6000円
  • ブライトホワイト 60000円

選んだ理由

  • ホワイトニング専門の歯科医院
    • 施術数が多くスタッフがホワイトニングの経験豊富であること。
    • 薬剤の入れ替わりサイクルが早く、新鮮で効果の高い薬剤を使用できること
  • 個室環境
    • 薬剤を塗って放置されてる間はまあまあ滑稽な感じなので、個室でリラックスできるのはありがたい
    • ホテルみたいなラグジュアリーな内装もいいかんじでした
  • なるべく一回で白くできるメニュー
    • ブライトホワイトは1回で8~10段階明るくできるそうです

施術手順

  1. 個室に案内されて、歯の色をシェードガイドで測り、メニューの説明を受ける
    • 歯列矯正の履歴がある人は、神経ごと動いている分染みやすいとの説明もありました
  2. 予算や計画からメニューを選ぶ(選んだのは↑の通り)
  3. クリーニング
    • 歯石除去と薬剤を使った研磨
    • 歯茎に当たらないようにものすっごい丁寧にクリーニングしてくれます
  4. ホワイトニング(ブライトホワイト)
    1. 口内全体を開くための装置着用
    2. 歯茎の保護
    3. 薬剤塗布
    4. ライト照射20分
      • じんわり温かい感じ
      • 初回は寝落ちする程度で、痛みはそんなにない
    5. 薬剤落として再塗布
    6. ライト照射20分
      • 中盤くらいからたまにビリっと痛みが走るように
    7. 薬剤落として再塗布
    8. ライト照射20分
      • 1~3分に1回くらいビリっと来るので頑張って耐える
    9. 薬剤を落として仕上げ磨き
  5. 鏡を見ながらシェードガイドで歯の色を再測定
  6. 終了

Before → After

※自分の口内の写真撮るのが何度やってもうまくいかず苦痛すぎる状態になったので写真はお見せできません。すみません……。シェードガイド の数値はこれとかを参考にしてね

Before After
犬歯 A3.5 A1とB1の間
全体 D3 A1とB1の間

ほぼ日本人の平均色程度から一回で8段階のホワイトニング!主観ですが、鏡を見てすぐに白くなったと気付く程度の効果でした

その後

食事制限

ホワイトニング直後は食事制限があります。 1時間以内は柑橘系など酸性のものや炭酸水を、その後24時間以内はコーヒーや紅茶など色の濃い食べ物を食べられません。制限されるのは1日だけなのでまあそんなに大変ではないですが、その後も白い歯を保ちたいなら色の濃い食べ物は避けるか、食べたら早めに口を濯ぐなりしたほうがよいですね。

痛みについて

ホワイトニングは急にジーンと響くような痛みが走ります。特に3回目のライト照射時が一番痛かったです。施術が終わっても1日くらいは同じように急に痛みます。徐々に頻度は収まっていきますが、歩いているときに急にジーンと来たりして、怯みました……。私は痛覚鈍めな方ですが、この急に来るタイプは苦手な部類でした。更なる白さを求めるメニュー(ブライトホワイト2)はもっと痛いらしいのですが、これ以上はちょっと厳しいなとも思いました。

メンテナンス

ブリーチングは後戻りします。大体半年程度で1~2段階は後戻りするとのことなので、半年に1回くらいメンテナンスに行くのがベストだそうです。初回のメンテナンスは半年の期限付きクーポンが貰えて、なんと1100円で受けられました。メンテナンスは薬剤塗布とライト照射が1サイクル且つライトの強さも少し控えめなので、痛みは前回ほどではありませんでした。これが半年に1回なら頑張れそうです。

感想

  • ふと鏡を見て歯が白いと清潔感が出て、とても嬉しい
  • 苦手なタイプの痛みだったけど、ブライトホワイトは一回で一気に白くなるメニューなので何度も通う必要がなくて助かった
  • 普段の矯正歯科と比べると(ごめんなさい)ティースアートはクリーニング等の施術が段違いに丁寧だと思った
  • 価格は高いと思ったけど、きれいな施設で丁寧な施術が受けられて、ちゃんと効果があり、メンテナンスの頻度も高くないと思えば、総合的には納得
  • 白い歯を維持するために食事や歯磨きに一層気を使うようになった
    • 歯列矯正80万円とホワイトニング7万円をドブに捨てるわけにはいかない

メモ: dotenv を使って環境変数を設定した Nuxt.js プロジェクトを Netlify にデプロイするときの注意点

github.com

↑コメントがわかりやすいのだけど、dotenv は .env から環境変数を生成するためのモジュールなので、Netlify とかにデプロイするときに .env ファイルを .gitignore とかしてると当然環境変数が作られないことになる。 Netlify のための環境変数は設定から Environment 項目で設定できて、 process.env.XXX で設定できるんだけど、そもそも process.env.XXX は nuxt.config.js の env 項目で設定してないとサーバサイドのときしか読めない。 という前提の上で、 nuxt.config.js の env に require('dotenv').config().parsed を置くとどうなるか?

  1. ローカルの開発環境では dotenv のおかげで環境変数読める
  2. Netlify 上で nuxt generate すると .env ファイルがないので nuxt.config.js 上の env が展開できない
  3. Netlify 上でサーバサイドのみ変数が読めてクライアントサイドは読めないという状況になる

というわけでどうするべきか? nuxt.config.js の env 項目を require('dotenv').config().parsed で展開せず個別に書くこと。

ソーシャル・ネットワーク・ディスタンス

デジタル・ミニマリスト: 本当に大切なことに集中する

デジタル・ミニマリスト: 本当に大切なことに集中する

の小規模な実践

ルール

  • SNS にログインしない
    • モバイル端末からアプリを削除
    • PC からもログアウト
  • 仕事で必要なものは許可
    • Slack
    • Freee
    • MoneyForward
    • Zoom
    • Google Meets
    • Facebook Messanger ( 単独 App のみ)
  • 一応最終連絡手段として LINE も許可
  • コロナウイルス事情でオフライン活動も制限されているので、SNS 風味のものを含まなければデジタル機器の利用は様子見ながら許可
    • Amazon 等のネット通販
    • Bandcamp や SoundCloud, Spotify による音楽視聴
    • YouTube, Netflix といった動画サービス(元々動画苦手なのでそんなに見ない)
    • はてブ(途中で制限加えた)
    • 電子書籍
    • あつ森やろうと思ったけど SNS 要素あるとしてやめた

期間中何をしていたか

  • 最初はめちゃくちゃはてブを見まくっていた
    • ブコメを読んで精神をやられ、これは SNS と同じではと思いはてブはトップページだけと決め、時間を減らした
  • 外出自粛で家にずっといるからだろうけど、家のあちこちが気になりだし、模様替えのアイデアが無限に湧いてくる
    • メイク用品を断捨離
    • デスク周りを改修した
  • 電子書籍で漫画読みまくった
    • おかげで生活リズムが崩壊した
    • 小学生のとき漫画家になりたかった気持ちを思い出し始めて iPad で絵を描いている
  • 家事
  • 運動不足なのでヨガをできるだけ毎日やるようにした
    • 本当はリングフィットアドベンチャーが欲しいがどこも予約殺到

気付き

  • 自分は無意識的に URL 欄に twitter と打ち込んでいるが、他 SNS はそうではない
  • 期間を終えて Twitter にログインすることを思うと怖くなる、というか現在の運用を今後も続けていきたい気持ちがある
  • ニュースがほしいなら Alexa にニュースを読み上げてもらうので十分
  • SNS で誰かに構われたい気持ちは SNS をやらなければ湧かない
  • 現実で誰かに構われたい気持ちは今のところは家族とメッセするだけで十分っぽかった
    • 自分は仲のいい人物とそうでない人間の境がきっぱり別れていて、仲のいい人物は家族を含め数人だと確信
    • 「そういえば誰々どうしてるかな」と思い出す顔ぶれは付き合いが長い人間ばかりで、自分は人と関係を築くのに時間がかかるのだろうと思った
  • 特別に連絡取りたい人物ってそんなにいなかった
    • 自分からメッセージを送ったのは安否連絡のためホストファミリーだけだった
    • というかこの外出自粛で連絡取る用事とかない

風呂が嫌い

銭湯の水風呂に入りながら考えている。ここ数ヶ月、銭湯にちょこちょこ通っている。私は毎日風呂に入る(or シャワーを浴びる)のが苦手で、外に出る予定がないとかで放っておくと2日風呂に入らないとかがザラにある。自宅の風呂場は寒いし掃除が大変であるという環境要因に加え、入浴行為自体のプロセスが多く、孤独で義務的な重労働に感じてしまう。そんな自宅での入浴行為と比べて、公衆浴場は広くて暖かく、床を自分で磨かなくてもいいし、ゆっくりと湯船に浸かれるから、とても好きだ。今年は出来る限り毎日入浴するという目標を掲げているので、今日は自宅の風呂で入浴する元気はないな、と判断したら積極的に銭湯に出かけている。

銭湯に来ると色んな年代や出身の人がいる。人の裸をまじまじと見ているわけではないが、当然色んな体型や肌の色の人がいて、全員が入浴行動を必要とする人間で、自分もそのうちの一人なんだよなぁという気持ちになる。生きていると垢が出る。

生きている人間の昨日と今日を比べても大した差はないけど、毎日垢が出て細胞は少しずつ生まれ変わっている。このような状態のことを動的均衡というらしい。垢が出た分新しい細胞の自分。毎日入浴するというのは、そういう新陳代謝の儀式みたいなものなのかもしれない、なんて思ってしまう。風呂が嫌いな自分は、潜在的に変化を恐れて今この状態の自分に執着しているんだろうか?

私は自分の身体について全く良いイメージを抱いてない。生きてると垢が出てプロセスの多い入浴を課せられるという生物的な特徴に付随する行動が嫌いだし、運動神経が悪く思った通りに動かせるような機能性もないし、造形も特に自分の好みではない。だけれど、そういう思考を生み出す脳も結局は身体の一部分でしかなく、生理や低気圧で身体が重いときに釣られて思考も鈍ると、自分の認知や思考もこの身体に属する一部でしかないんだ、とこの身体本位性を重く受け止める。

生きている限り身体が第一なのは、そうでしかないと受け止めるべきことなのだが、このことに落胆してしまうのには私自身の問題が関係している。一つは自分の醜形恐怖に近い性質だ。日常の中でひどいセルフ・イメージと戦わないといけない場面がしばしばある。パーツやバランスそれぞれに細かく美の基準を持っていて、それらを満たしていないので醜いという判断を自らに下しているときもあるし、自分という存在自体が醜くて汚いため、それに属する身体だから何をしたって醜いという自己否定もある。このバランスはどちらかが肥大したり縮小することもあるが、比較的気分がよく頭が冴えた感覚のときは前者が大きく、気分が落ち込んで自己否定気味のときはどちらかというと後者のほうが大きくなることが多い。

美容医療や、特殊なメイクアップ、こだわったファッションなんかはそういうセルフ・イメージを脱却するためにやっている部分がある。私は自分の意思と選択で腐ったセルフ・イメージをぶっ壊したいし、嫌いなままの身体をそのままの保有するのではなく、この身体を選んだという自発性を獲得し、自己の本質を自分の意思と選択に寄せたいのだ。

毎日風呂に入るのも、自分が作った新しい細胞をようこそと受け入れてやり、出た垢には嫌いな自分とおさらばする、そういう意識でやればいいのかもしれない。ただ風呂に入るというだけなのに、こういうことを考えすぎているから、風呂が嫌いになるのかもしれない。

2020/3/2 #1000k美容 log

今日のメニューは

  • 高濃度ビタミンC点滴
  • グリコール酸ピーリング
  • イオン導入
  • レーザー顔脱毛
  • 眉上ボトックス
  • 額マイクロボトックス

でした!

他の方はどうだか知らないですが、やり放題プランな私の場合点滴は1~2週に1回、ピーリングとイオン導入は2週に1回くらいの頻度が目安と案内されたので、上3つは今のところ2週に1回の通院で毎回やってます。

そして前回の記事で書いた通り、今回から顔のレーザー脱毛を取り入れることにしました。体のレーザー脱毛は既に終わっているけど、顔の脱毛は初めて。やりたいけどクリニック探し面倒だなーと思ってたのでちょうどよかった気がします。使用していた機材は恐らく Candela 社の Gentle Max Pro だけど、レーザーの波長等は聞き忘れました。次に聞いてみよう。額、頬、口周りはもちろん、鼻筋や小鼻までしっかり照射してもらいました。自分は決して体毛が薄い方ではないし、産毛の脱毛は特に根気よく回数かけて撃退していかねばなので、これから月1程度でやっていく予定です。

レーザー照射を含めたプランが終わって看護師さんと次どうするかを話していると、輪郭系の施術の話に。とりあえず次回はカウンセリング時から希望していた HIFU をやることになりました。カウンセリング時は初めのうちから HIFU は刺激が強いかも……?と思ってたんですが、顔脱毛のサイクル間でやるのに適している点、HIFU のサイクルは3~4ヶ月に1度がベスト且つやり放題メニューのレーザー系手術の中でもコスパがいいということを考慮すると、刺激によって肝斑や炎症が起きたときはそのサイクル内や日常のケアでカバーしたほうがいいんじゃないか?という路線変更、だと思ってます。HIFU のメイン業務であるところの SMAS 層狙いの照射に加えてスキンタイトニング狙いの照射も含めて450shot行く予定です。すごく楽しみだ!

そして輪郭系の話の中で、額の形を相談。具体的には眉上のかもめが飛んでいるような盛り上がりや、額のシワ予防が気になるという話をしました。自分では眉上にはヒアルロン酸を入れて均してちょっと丸みを出すのがいいかなと思ってたんですが、そもそも盛り上がっているのは表情筋の使い方かも、そして額のシワはまだガッツリ出てるわけじゃないからマイクロボトックスで皮膚に近い層の筋肉に効かせてお肌を滑らかにするのといいのでは?とアドバイスを受けました。そしてなんなら今日空いてる先生いたらやっていく?ということに。時間には余裕があったし前髪を作って額に多少内出血が出ていても問題ないので即時決定。看護師さんに空いている先生がいるか確認してもらったところ上原先生登場。アッ、お世話になってます!

ボトックス、マイクロボトックスともに氷まくらで冷やしてから注射していきます。上原先生のマイクロボトックス注入は田植えのようにやっていくそうなんですが、当然私は見られないので想像するだけ。私は痛みにはかなり強い方だと自負してるんですが、少し涙がしみる感じでツーンとした痛みはありました。ただ後を引くような痛みではないので、注射中我慢できればオッケー。翌日から一週間程度で効果が出るとのことで、また来週 HIFU を受けるついでに効きの様子を見てもらいます。

その後は自宅勤務で顔の皮剥けしてても問題ないしビタミンAを入れたいなーということでゼオスキンの説明を聞いて、とりあえずバランサートナーとスキンブライセラム0.25を注文。ゼオスキンはやり放題プラン外なので、フルライン使いみたいな贅沢なことはせずとりあえず堅実な商品選定をしておきました。

という感じで今日はなかなか盛り沢山な内容でした。帰宅してしばらくして気付いたんですが、額に少し赤い斑点が出ています。ボトックスの注射跡か、ピーリングの反応か、レーザー脱毛の反応か、どれかはわからないけど……もし数日して引かなかったら相談しようと思います。